2025年04月15日

4月9日応用クラス稽古場日誌

虹毅です!

今日は杉さんとのマンツーでした。
「さつき」台本でうめの役を深掘りしながら進めていきました。千畝と関わるときには〈威厳〉、茶月と関わるときには〈優しさ〉をしっかりと表現していくことをテーマに、うめ(傘売り)とうめ(殿)の具体的な演じ分け、細かい発声の方法やアクセントのつけ方まで指導してもらいました。

少し別の話として役の作り方について、すでに作品の世界観が確立されているときにその中に自分から飛び込んでいく方法と、現代劇などで自分の中の要素を使ってキャラクターを引っ張ってくる方法とがあるというのは興味深かったです。
「さつき」の場合は前者がやりやすそうな。

最近はもっと自分の中の演出家の感覚を養っていきたいと強く思います。どうすれば面白い芝居にできるのか。ここを丁寧に準備することで演技がしやすくなるのかなと。

次回は4/23、お疲れ様でした!
posted by 演劇声優塾生 at 18:35| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月6日基礎クラス稽古場日誌

お疲れ様です、虹毅です!

今日は幸來の初参加日でした。穏やかでやさしくて時折ポロッと面白いことを言ってくれるとても素敵な人です。
なので今日は特に温かい雰囲気で稽古が進みました。

まず午前中は名前クラップや、拍手渡し、21などのゲームでオファー、アクセプトの感覚をチェックしていきました。21は数人組で1から順に数を数えるのですが、誰かとタイミングがかぶってはいけません。これがなかなか難しかったのですが、反省としてはもっとオファーを分かりやすくするべきだったように思います。その点を自分含めてみんな勘違いしていた気がするのでただのタイミングギャンブルゲームになってしまいました。

その後、アップ4種です。個人的には前回の基礎稽古から必ず毎日2セット取り組むようにしたので、かなり身体が慣れてきた感じがします。ただその後の呼吸法をやった後で気づいたこととして、胸のあたりが動いていないか触りながらやった方が、より完全な腹式呼吸を意識できると思ったのでアップにも取り入れていきます。

その後は幸來の誕生日をみんなでお祝いしました!
綺麗な飾りつけとケーキとバースデイソング、とてもいい光景でした。

午後は「さつき」の読み稽古をメインに。
個人的にはセリフの内容について、役の立場からどう感じるかを意識しながらやっていましたが、その感覚をもっと強めていくと表現として面白いものができそうな感じがしました。具体的にはテンポや感情の流れがよりダイナミックになりそうです。
最後に少し座学的な内容として、役と役者の関係について話を聞きました。役と役者は完全な同一人物ではありません、その上で理解をすることが大切だといいます。全く知らない人よりも、仲のいい友人の方が気持ちが想像しやすいのと同じことかなと思います。たくさんの役と仲良くなっていきたいです。友だち100人できるかな?

虹毅
posted by 演劇声優塾生 at 18:34| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月26日応用クラス稽古場日誌

こんばんは!
結月です!

今日は「さつき、さくら、雨の中」の最後の場面をしました。

これは私が言われた事なのですが、まずはうまい人のコピーを何度もすると良いそうです!最初は意味も分からないけれど、やっているうちにだんだん分かってくるって言ってました。

なので、今回はコピーのみに集中していたので、他の方のダメ出しがちゃんと聞けていません。。。

声を震わせる、怯えさせる?事も言っていました。
私的な解釈だと腹に力を込めて喉を狭めさせる?だと思うんですけど、それをすると少し怯えてるシーンや感情的になっているシーンに役立つそうです。

そして、虹毅さんがやっていたうめと松尾の入れ替えシーンが難しそうでした。
具体的に何をやれとか言われていなかったので分からないんですが、いい意味で下がってるなっと思いました。

結月でした!

posted by 演劇声優塾生 at 18:33| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月23日基礎クラス稽古場日誌


お疲れ様です!虹毅です。

今日はいつもの4種アップ×2からスタートしました。
稽古場でやったのは2回目ですが、まだまだ息が上がってしまうので毎日家でも取り組んでいきたいです。

その後、身体を部位ごとに順番に脱力する練習をしました。腕を水平に身体の真横に伸ばし(指先→手首→肘→腕→肩)の順に力を抜いてブラブラさせていきます。これが思ったよりも難しく、自分では力を抜いているつもりでも上手く抜けていませんでした。部屋の鏡の前で再挑戦をしてみます。

午後は読み稽古から始まりました。クリスマスにまつわるシチュエーションコメディです。普通のキャラクターでやっては当然つまらないものになるので、そこをどう上手くキャラ付けできるかが役者の腕の見せどころです。人間にはさまざまな人格があるといいます。家族と話す自分、友だちと話す自分、仕事場での自分、学校での自分。そのそれぞれで引き出される自分の人格が変わるということです。そんなイメージで役に向き合えるとやりやすいのではないかということでした。またコメディにはテンション感が必要になりますが、テンション一辺倒にならないためにリズム感、声色などでもっと遊びを入れていきたいです。

最後に取り組んだのはインプロゲーム「ワンボイス」です。これは皆んなで事前の打ち合わせなしに、アイコンタクトだけで息をそろえて同じ言葉を言うというゲームです。まずは誰かが何かを言い出す(オファー)、そしてその他の人たちがそれに合わせる(アクセプト)。このどちらもを出来るようにしなくてはなりません。そしてインプロは自由な発想が大切です。基本的に正解はなく、何でもありです。ワンボイスの発想をやわらげるために、与えられた一音からその音で始まる言葉を即興で返すという練習もしました。(例:「や」→ヤマトナデシコ! 「ぴょ」→ピョートル1世!みたいな)自分の番で「と」→トマトナップル!という野菜なのか果物なのか分からない言葉も飛び出ました。でも、インプロ的にはこれは良い答えだそうです。普段の常識を捨てることが大切なんだと思います。そこからさらに引っ張ってきて、台本芝居においても何でもアリという自由な発想で取り組む意識を持っていきたいです。

次回は3/26水曜日!お疲れ様でした。

虹毅
posted by 演劇声優塾生 at 18:31| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月5日応用クラス稽古場日誌

こんばんは、虹毅です。初稽古場日誌!
よろしくお願いします。

今日は「さつき、さくら、雨のなか。」の4〜11ページの読み稽古でした。

5ページ2行目、千畝「茶月様!!」の部分はしっかりと時代背景を認識した上で表現をする必要がありました。具体的には、一族根絶やしの考え方です。これは昔、源氏と平家の戦いでかつて負けてしまった源氏の生き残りが、後に平家を滅ぼしたことからきているそうです。なので該当のセリフは「火事が起きているから」ではなく「茶月の命が狙われているから」といった動機をおさえておくべきでした。

また15年後のシーンにおける千畝の必死さは、冒頭よりもレベルを上げるべきとのディレクションがありました。これは千畝の目的が茶月を守ることだからとのことでしたが、それに加えて、千畝の想い人である忠継が危機にさらされていることも千畝の心理状態に拍車をかけているのではと個人的には思います。

茶月に関しては、茶月のセリフを例として具体的なキャラクターの拾い方について説明がありました。例えば5ページ目冒頭、「どうしました?」「どうしたというのです?」二度同じ質問をしています。千畝が急かしているのにも関わらずです。ここから茶月は勘の冴える方ではなく、どちらかというとマイペースな性格であることが読み取れます。こういった読解の方法は今後も意識的に汎用をしていきたいです。

うめでは特に、セリフとセリフの間の繋がりを意識することを教わりました。これまでは相手の直前のセリフにのみ耳を傾けていましたが、確かにそれは芝居の嘘ですね。劇中でも時間は常に流れています。そのことを忘れないように役の心情をていねいに拾っていくことを心がけたいです。

本日もお疲れ様でした!
⚠️3/9の日曜クラスはお休みになりました。

虹毅

posted by 演劇声優塾生 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする