2023年07月20日

7月19日応用クラス稽古場日誌

お久しぶりです。妃笑です。
今日は、キャラクターボイスの2回目でいつもとは少し違うことをやりました。
演劇は時間をかけて台本を読み込みキャラクターを練り上げていくものですが、今回はインスピレーションと瞬発力がテーマ、声優さんの得意な領域です。
やったことは至ってシンプル。何かのシーンを切り取った絵を見て、30秒シンキングタイムを挟んだ後に10秒何か喋ります。ちなみに絵のキャラは人間とは限りません。
瞬間的にシーンの中に入りこむ爆発力が必要となります。セリフを考えるのではなく、体ごと入りこめばキャラが勝手に喋ってくれるらしいです。
これが難しくて、シンキングタイムでキャラに喋ってもらって脳内会話をすると後の10秒で結局何を言えばいいのか分からなくなるし、絵によっては全く会話をしてくれないものもありました。このキャラとの会話も結局はセリフを考えていることなのか?思考の迷路に陥りましたが、私達は絵への潜り方が浅いようなのでもっと入り込めれば解決するかもしれませんね。
それでは、おやすみなさい。

妃笑
posted by 演劇声優塾生 at 00:09| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月12日

7月12日応用クラス稽古場日誌

こんばんは!音色です。
今日は「キャラ」についてやりました。
キャラクターを表現する「ぽさ」とそのキャラクターの変換の表現、についてが今回のテーマでした。
キャラクターの構成には、@人物像A時間軸(どういう状況か)B世界観のみっつの要素があり、そのひとつひとつがバラバラでなくまっすぐ整っていることで表現される。キャラクターを変換するときには、@の人物像をかえるのではなくその人のもつ時間軸(世界)を変えると表現しやすい。
ということを学びました。
日常のなかでも、ひとつ小さな条件が変わっていたら今の自分も変わっているかもしれない、ということがありますね。他の人を表現するには他の人の人生そのものを理解し表現しなくてはならない…。
やってみなくちゃ全然わかんない!
ので、今回は1つの説明のセリフが多い文章を2つのキャラクター(10歳の少年と30歳の女王)での読みをしました。
キャラクターとその背景を想像してそれを伝えるように表現する…。どうしても人物像をつくるように意識がいってしまい、その世界と時間軸の表現が難しい!ふかーく想像し創造することが大切なのでしょうね。
またその他にも、音域についての表現方法も学びました。私自身低音域の落ち着いた発声に慣れきっていて、高音域の落ち着きのない表現がやりにくい…。いろんな音域を出せるようにして表現に深みをつくっていきたいです。
次回も同じ題材なようなので、キャラクターのみっつの基盤をしっかりつくれ表現できるようにしたいです!
お疲れ様でした!

音色
posted by 演劇声優塾生 at 22:39| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする